夜尿症の診断と治療 夜尿症は、膀胱の病気でも、抗利尿ホルモン分泌異常でもありません。就眠中の膀胱収縮抑制をつかさどる中枢神経系(脳)の発達の遅れによる症状です。つまり「発達障害」の一類型です。 中枢神経系の発達を直接うながす方法はありませんので、抗利尿ホルモン製剤や膀胱収縮調節薬を投与することで夜尿を減らし、中枢神経系が発達するのを待つ「対症療法」を行います。 アラーム療法は心理要因への影響がありえますが、やはり対症療法の範疇と思われます。 非薬物療法と薬物療法 Tweet