糖尿病GLP-1アゴニスト療法
- 週1回の注射で、低血糖を起こすことなく体重を減少させ、さらにHbA1cを低下させるGLP-1受容体作動薬療法を実施します。
- 特に、オゼンピック、マンジャロは減量作用が強く、糖尿病予防を含む抗肥満薬として期待されます。
- GLP-1受容体作動薬は、高血糖時に限ってインスリン分泌を刺激するため、原理的に低血糖を起こしません。現在まで、他の血糖降下薬、インスリンを併用せずに中等症以上の低血糖を起こした報告はほぼ皆無です。
- 体重減量に注目しつつ、GLP-1アゴニストを投与し、食事、運動を総合的に指導します。
- 高分子型・低分子型、長時間型・短時間型の製剤を適切に選び、在宅自己注射療法を行います。
- 定期的に体重測定、HbA1c、膵アミラーゼ、画像検査などを行い、治療経過を確認します。検査結果は、採血後即時に判明します。
- 併用薬による低血糖の可能性があれば、在宅自己血糖測定を十分に指導します。
GLP-1アゴニスト